ご覧いただきありがとうございます。
わたしはこれまで
社会人になってから病気で仕事を休んだこともなければ(仮病は1回ある)、
人生でコロナにもインフルにもかかったことがないし、
最後に風邪をひいたのがいつかさえ、おぼろげである、
と、周囲に得意げになって話していたものです。
…そんな私もついにコロナにかかりました..。今までの健康優良ぶりを帳消しにするくらい休ませていただきました(2週間)。復帰後、2週間分のたまった仕事が何となく落ち着いてきましたので、ブログ再開します。
コロナウイルスと家と題してお話します。
【こんな方にオススメの記事です】
ウイルス対策って初めて聞いた!という人
【こんな方にオススメしない記事です】
ウイルス対策なんて気休めだ!な人
コロナ禍
まずコロナ禍に入って住宅ニーズとしてよく耳にしたものをご紹介します。
①玄関付近に手洗い。→玄関クローゼット含めて、外で付着した菌をリビングに持ち込まない考え方です。
②抗菌加工の建材。→菌を死滅させる塗り壁――とかよく、営業に来ました。
③テレワークスペース→館林市内は特に、基本在宅&たまに東京勤務の方が多い印象です。
大きく3つでしょうか。
個人的には距離を置きますが人それぞれで
自分の家を建てる場合、私個人はウイルス対策なんて多分気にしないと思います。たくさんある設計条件の一つに過ぎなく、優先度も低いかなと思います。むしろ利便性の面で、洗面は帰ってきたら真っ先に行くから玄関近くに持ってくることはあるとは思います。玄関クローゼットも在宅ワークスペースも便利だからあればうれしい。利便性(動線)考えれば結果として自ずと、ウイルス対策になるのかもしれませんね。
ただ洗面が一つあるのに、ウイルス対策として玄関にもう一つ手洗いを設ける、はしないと思います。抗菌建材も不要派です。外出先ですでに感染してるはず。これは私個人の意見で、仕事柄、万全を期す方もいらっしゃるので、依頼として快く承りますので誤解なきようお願いします。実際先週、玄関前にも洗面を追加で、というご依頼いただきました。考え、優先度は人それぞれです。
重要度:カビ>>>ウイルス
そんな私も、普段必ず計画で注意するのはカビ対策です。目に見えて建物に害を及ぼしますし、体に及ぼす影響も枚挙に暇がありません。高温多湿な日本においてはウイルス対策よりも確実に重要と言えます。
カビについてや湿度については、結露や換気方法等、の説明になり長くなるので別記事送りにします。。
終わりに
ウイルス対策に戻りますが、コロナ禍になって新たに可視化された視点だと思います。建築的プロセスで解決もしくはお客様の不安が解消できるのであれば本当に素晴らしいことだと思います。一方でどの時代にも住宅にはトレンドが存在します。一過性のトレンドなのか、自分にとって不変的な価値となるものなのか、冷静に見極める視点がビルダー側、ユーザー様側、双方に必要かと思っております。